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月残業時間の目安はどのくらい?労働基準法とあわせて解説

  1. 公開日:2022年07月27日
  2. 最終更新日:2022年08月01日

仕事のお悩み解決

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ワークライフバランスを実現するために「月残業時間の目安はどのくらいなのか」「残業時間を減らす効果的な方法を知りたい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、月残業時間の目安や労働基準法に基づく残業のルール、また残業時間を減らすために押さえておきたいポイントなどを詳しく紹介します。
残業時間を減らしたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

月残業時間とは?

年間の所定労働時間数の合計を12か月で割った、1か月あたりの所定労働時間の平均を「月平均所定労働時間数」といいます。
この月平均所定労働時間数から、毎月の実稼働時間を引いた数値が、1か月あたりの残業時間です。

月残業時間の目安とは?

厚生労働省が2017年から2019年にかけて行った「毎月勤労統計調査」によると、月残業時間の平均は約9時間と公表されています。
参照:毎月勤労統計調査(全国調査・地方調査)-厚生労働省

しかし、人材サービスを提供しているdodaが2022年に発表した「平均残業時間ランキング」では、月残業時間の平均は約20時間という調査結果が出ました。
参照:残業時間ランキング<最新版>を発表! 20〜50代で一番残業しているのは?-まいにちdoda

厚生労働省と民間企業であるdodaの調査結果には約3倍の差があるのは、それぞれの調査の対象が異なることが原因だと考えられます。
厚生労働省の調査は、雇用側、つまり企業を対象としており、対してdodaの調査では従業員が対象です。
厚生労働省の調査では、企業側から、いわゆる「サービス残業」などの違法な長時間残業が申告されていないため、このような結果になっていると推察されます。

そのため、実際の残業時間はdodaが公表している約20時間のほうが、より正確な数値である可能性が高いです。

労働基準法に基づく残業のルール

労働基準法に基づき、残業にはさまざまなルールが定められています。
以下で紹介するルールに違反すると、労働基準法違反により会社が罰せられるため、残業時間が多いと感じている方はチェックしてみてください。

ルール①一般企業の残業時間は月45時間を超えてはいけない

一般企業において、残業時間が45時間を超えた月が年間に7回以上ある場合は、労働基準法違反に該当するので覚えておきましょう。

2019年に行われた労働基準法の改正により、一般企業における残業時間は、原則として月45時間が上限と定められています。
ただし、一定の期間内での労働時間を調整する制度である「変形労働時間制」が導入されている企業の場合は、原則として月42時間が残業時間の上限とされています。

ルール②一般企業の年間の残業時間は年360時間を超えてはいけない

別途で協定を結ばず、年残業時間が360時間を超えている一般企業は、労働基準法違反となるので注意が必要です。

一般企業における1年あたりの残業時間の上限は、原則として年360時間と定められています。
この時間を超えて残業する場合は、月45時間、年720時間が残業時間の上限とされている「36協定」という時間外労働協定を、会社と従業員のあいだで結ぶ必要があります。

ルール③いかなる場合においても月100時間を超える残業をしてはいけない

一般企業における残業時間の上限は月45時間ですが、ルール②で紹介した36協定を結ぶ場合は、月45時間以上残業が認められます。
ただし、長時間の残業が認められている36協定を結んだうえでも、会社が従業員に月100時間を超える残業をさせた場合は処罰の対象となります。

また、退勤のタイムカードを押してから、賃金を得ずに働く「サービス残業」も違法行為に該当するため注意しましょう。

一般企業で働いている場合は月残業時間が30時間を超えないようにしよう

いかがでしたでしょうか。

労働基準法に基づき、一般企業における月残業時間の上限は45時間、年残業時間の上限は360時間とされているので、この時間を超えて働くことがないようにしましょう。
長時間の労働が前提とされた企業に導入されている「36協定」を会社と結んだ場合は、残業時間の上限が月45時間、年720時間に引き上がります。

とはいえ、残業時間の平均は約20時間ほど。
平均を大きく上回っている場合は、改善を考えてみてもいいかもしれません。

残業時間を減らすために効果的な方法が知りたい方は、残業時間を減らす4つの方法もご覧ください。

この記事を書いた人

編集部 河田
編集部の河田です。書籍編集とウェブメディアの編集・執筆の経験を経て、現在は「独立成功のレシピ」のコンテンツ編集・執筆を担当させていただいています。現会社員かつ独立未経験者の目線で、自分が独立するなら知っておきたいと思う情報を発信していきます。よろしくお願いします。